社員が語る等身大の東京濾器:設計開発(大型車マフラー) B.T の場合

設計開発(大型車マフラー) 
B.T
理工学部 航空宇宙工学科出身

私の仕事

私は入社3年目で、排気設計部に所属しています。大学時代は、航空宇宙工学科を専攻していました。排気設計部とは、自動車の排ガス浄化装置(マフラー)を開発する部署です。自動車は、排ガス浄化装置を設置することにより、国の定める排ガス規制を満足させています。この排ガス規制を守ることで、自動車数が多くなる中でも、綺麗な空気に触れて生きていくことができます。  製品の開発とは、得意先からの要求を満たす性能を有する製品を産み出すことです。計算・解析を用いて、最適な形状を見つけ出し3Dモデル・図面を書きあげ、試作品を作製し、評価によって安全性を確認するというのが一連の開発業務です。様々な部署と共に協力し、1つの製品を産み出していきます。

 

新しいことにチャレンジしている以上、上手く行かないことがほとんど

机上の計算や解析では大丈夫でも、実際に物を作り評価をしてみると、上手く行かないことが多く発生します。なぜ計算や解析と異なる結果となってしまったのかを考え、対策として何が必要なのかを、時間が限られた中で決めて行くことは、すごく大変に感じます。しかし、その苦労を乗り越えて上手く行った時に“面白さ”や“やりがい”を感じます。  新しいことにチャレンジしている以上、上手く行かないことがほとんどです。その困難をどうやって解決してやろうかと楽しむことが大事だと思います。(なかなか楽しむことは難しいですが・・・)

今後チャレンジしたいこと

ズバリ、特許を取ることです。大企業の人でも採用したくなるような、新しい技術を考え出すことを目標としています。目の前の仕事も重要ですが、もっと広い視野で業界の動向や新技術に触れる機会を作り、一歩先の技術を考える時間を確保していきたいと思っています。ただ、開発中の問題を解決していく中で、新技術が生まれるというのが一番理想だと思っています。

みなさんへのアドバイス

就職活動は、迷うし、大変だし、採用が決まらないと焦ってしまうと思います。不合格通知を多く貰ったとしても気にすることはないと思います。所詮、10~20分程度の面接で、学生自身の全てが分かる人なんていません。不採用の通知が来たら、“あの面接官は人を見る目がないな~”くらいの気持ちで居ればいいと思います。大事なのは自分のやりたいことができる所に入ることです。大企業に入れれば良いという就職先の探し方ではなく、自分の就職したい業種を絞って就職活動に励んで下さい。そこを見失うと就職した後に、後悔を多くしてしまうと思います。皆さんの就職活動が実りあるものなることを祈っています。

1日のスケジュール(出社~退社まで)

(スケジュール表が入ります)