社員が語る等身大の東京濾器:実験 I.A の場合

実験 
I.A
工学部 機械工学科出身

私の仕事

世界的に排ガス規制が強化される中、自動車業界では益々環境技術の重要性が求められています。私はエンジン部品の中で、エンジンの性能を最大限発揮する為に内部環境を整備するフィルタ部品の開発を行っております。エンジンオイル、燃料、ブローバイガス等を綺麗にして再循環するフィルタ部品は車の燃費性能、寿命を左右する重要な部品となります。 開発の中で実験グループの仕事は、わからないことをわかるようにすることです。 初期構想段階での試作評価から、製品最終段階での評価まで、実際に物を使って設計根拠を実証する重要な役割を担っております。

 

一人に与えられる業務範囲が広く、一人一案件ではない為、日々効率向上が必要

設計理論上は成立していても予測していなかったトラブルが起きる場合もあります。何故トラブルが起きたのか深く考え、試行錯誤しながら実験方法を工夫し、こたえが出た時の達成感は何にも代えがたいものがあります。製品を最も近くで見る事ができ、日々、気づきが得られる環境があってこその経験だと思います。
業務としては一人に与えられる範囲が広く、一人一案件ではない為、日々業務効率向上が必要です。使用用途・環境が異なる製品を並列で進めていくことは難しい事ですが、多くの製品を見ていると、製品単体にとらわれず、システムとして考えられるようになり、考え方の幅が広がります。
また、実験グループは製品を世の中に送り出すまでの最後の砦となる為、実験結果の判断には責任を非常に感じます。責任感を感じながら仕事をするプレッシャーはありますが、決して一人だけで仕事をするわけではありません。上司や他部門の方々に相談できる環境が整っています。若手の意見でもしっかりと聞いてくれる風土があるので、自身のやりたいこと、夢を実現できる環境の下、仕事ができることは非常に有意義だと感じています。 また、社内の実験だけではなく、得意先と直接折衝を行う場に立ち会うこともあります。 得意先でエンジンに製品を取り付けて評価立会いをすることも多々あり、海外に行って メーカで評価の立会いをするなんていうこともあります。 社内に限らず、外に出て最前線に立って仕事ができることもやりがいの一つです。 東京濾器は独立系メーカであり、系列にとらわれないため、得意先がたくさんあります。 各社の要求を知ることで、製品のニーズが明確になるという利点は独立系メーカならではの面白さかなと感じます。

今後チャレンジしたいこと

「温故創新」
東京濾器は挑戦をさせてくれる会社です。今まで引き継がれてきたノウハウを活かし、新しいものを創っていくことに挑戦していきたいと思っています。 自動車部品で地球環境をさらに良くしていくための開発はもちろんですが、自動車だけにとらわれず、東京濾器のテーマである「Clean&Saving」に繋がる市場の開拓をしていきたいです。そのためには今後の世の中のニーズを捉えていかなえればなりません。方法をこれから模索し、チャレンジしていきたいと思っています。

みなさんへのアドバイス

小さい事でも構わないので自分の夢を語れるということは大事だと思います。 就職活動は将来の自分を想像して自分と向き合うチャンスです。 自分のやりたいことを模索しながら、試行錯誤しながら、色々な企業を知っていく中で、自分のやりたいこと、夢が少しずつでも形になっていくと思います。 自分の夢を語って、共感してもらえる企業に就職し夢を実現できるって素敵な事ではないでしょうか。

1日のスケジュール(出社~退社まで)

(スケジュール表が入ります)