環境マネジメント

環境マネジメント

環境理念

21世紀は「環境の世紀」と言われています。環境問題は地球的規模で取組まなければならない大きな課題であり、環境保全は地球市民に課せられた使命であると考えます。東京濾器グループは、創業以来一貫して「Clean & Saving」を企業理念に揚げ、緑豊かな事業環境の中で人と地球に優しい製品を開発・製造・提供し、地球環境の保全に貢献して参りました。環境保全に取組み、持続可能な社会の実現に貢献することは、企業の社会的責任の1つであると考え、東京濾器グループはこれからも環境保全に取組みながら、「経済」「環境」「社会」の3つの側面でバランスの取れた事業活動を推進します。

JQA-EM5692

 

環境方針
  1. 企業理念に基づき環境対応製品を開発・提供して参りましたが、これからも継続して積極的に推進します。
  2. 活動・製品・サービスに関わりのある環境関連法規制、条例および東京濾器グループが同意するその他の要求事項を順守し、地球環境・地域環境の保全および汚染の予防に努めることを約束します。
  3. PDCA(プラン・ドゥ・チェック・アクション)の改善サイクルを回して環境パフォーマンスの向上を図るため、環境マネジメントシステムを継続的に改善していくことを約束します。
  4. 環境保全に取組むため、毎年の重点課題に対して目的・目標を設定し、計画的に活動を推進し、環境負荷の低減に努めます。
地球にやさしい製品の開発

樹脂化によって軽量化・低コストを実現し、さらに省エネ・リサイクル性・廃棄性に優れたインテークマニホールドや、高品質な濾過性能を持ちながら、分別収集や交換部品の焼却を可能にしたエコオイルフィルターなど、地球環境を考えた製品開発を行っています。

温暖化防止に貢献するディーゼルエンジン車の普及に先駆けて

近年では、温暖化防止及び大気環境保全への関心が高まるとともに、排気ガス規制も強化されてきました。ディーゼルエンジンはガソリンエンジンに比べ、高い燃焼効率(約20〜30%)でCO2排出量が少なく、温暖化防止にはメリットの高い動力源です。しかし粒子状物質(PM)や窒素酸化物(NOx)等の排出ガスの規制という問題点もあり、対策として排ガスの後処理用に各種排気ガス用触媒が開発され、市場での搭載が進んでいます。
東京濾器では、世界初の尿素SCR触媒を開発。量産化に成功し、2004年11月よりトラック・バスに採用されています。また、世界初の商用車用PM強制再生システムとなるDPF触媒を開発し、2003年11月からトラック・バスに採用されるなど、PM-NOxを同時低減できる触媒後処理システムの開発を精力的に行っています。今後の対策として、これまでに得た各種触媒の要素技術を活かし、さらに改良されたPM-NOx同時浄化システムの研究を進めています。

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